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桜に関連する商品
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こんにちは! 商標専門弁理士の長坂です。
まずは各地のスポット紹介から。
今月は「四柱神社」(長野県松本市)です。
この神社は、天之御中主神・高皇産霊神・神皇産霊神・天照大神の四柱の大神を祭っていることから、その名が付いています。
「しちゅうじんじゃ」とか「よつばしらじんじゃ」とか読んでしまいそうですが、正式な読み方は「よはしらじんじゃ」です。
写真のように、大きな鳥居が特徴的な神社で、場所としては、松本城の南に位置しています。
写真でも後方の建物がなければ、松本城の天守閣が見えたかもしれません。
城全般にいえることですが、城の周囲には神社仏閣が多く存在しています。
松本城の場合、この四柱神社のほか、松本神社、稲荷神社、鎮神社、安立寺等、無数の神社仏閣を訪れることができます。
ここからは商標のお話です。
「四柱神社」は商標登録されているでしょうか?
答えはNO。
「四柱之大神」という商標の登録時に、四柱神社が異議を申し立てたという記録は残っていますが、四柱神社自身は商標登録されていないようです。
ちなみに、「~稲荷神社」といった「稲荷神社」を含む商標は登録例があります。
いずれにしても、1月でも述べたように、神社はもともと商売をしているわけではないので、商標登録の数は比較的少ないといえます。
続いて、商標登録の際に指定することが必要な商品やサービスを紹介したいと思います。
今回は、「桜に関連する商品」です。
「桜」そのものは、「木」、「ドライフラワー」、「苗」、「苗木」、「花」、「盆栽」といった状態に応じて植物の区分に分類されます。
一方、花を使用した「ふりかけ」や葉を使用した「桜餅」のようなものは、食品の区分に分類されます。
また、商品でなくサービス、例えば「花見」のようなものは、イベントの区分に分類されます。
その他にも、見方によっていろいろな商品やサービスが挙がります。実際に何をするのか、じっくり検討した上で商品やサービスを選びましょう!
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講師:長坂 剛人 商標専門弁理士
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目黒駅前にある事務所「特許業務法人むつきパートナーズ」を本拠地に、お客様との面談と調査に全身全霊をささげる商標登録の専門家(商標専門弁理士)です。
地元に密着しているからできる迅速な対応・商標専門弁理士による丁寧な手続き・法人経営で安心のサポート体制。
ふらっと立ち寄れる身近な弁理士事務所としてご利用いただいています。
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