”SKバインダー”は、メーカーの都合により製造中止となりました。ウレタン系バインダーとして”ハイ-アド4245”の販売に移行いたします。
以前同様、性能には変わりはございませんのでご安心戴きますようお願いいたします。
- ハイアドハインダーは、個人でも買えますか?
- 一般の方にも、1缶(9kg)より販売を承っております。
- 初めてでも、ウッドチップ舗装はできますか?
- 下記の注意点を守っていただければ、初めての方でも簡単に舗装ができます。
本製品は水と接触しますと乳白色に変化し、接着・耐久性が著しく劣化しますので、雨天時の施工は避け、設置箇所の水気は取り除いて施工してください。
また、使用チップも十分乾燥したものをご使用ください。
(伐採木からチップ加工したてのものを使用し、施工後チップ自身の乾燥により収縮亀裂が生じる報告がありました。野ざらしで保管しているチップは使用しないで下さい。また、パルプチップの様な切断チップは表面の繊維質がないため、繋ぎ材として乾燥砂等を少量投入し、接着面積を多くすることにより施工後の剥離が防げます。)
- ウッドチップ舗装の耐久年数はどのくらいですか?
- 本製品は、比較的新しい商品ですので、耐用年数の実績は残念ながら持ち合わせておりませんが、ウッドチップの表面がウレタン樹脂によりコーティングされる事により光沢に富み、ウッドチップの水分吸収を阻害するため、乳剤工法及びセメント系工法と比べて耐久年数は長いと考えます。
- ウッドチップ舗装の耐火性は?
- 上述の通り、ウッドチップの表面がウレタン樹脂でコーティングされる事により、一端固まってしまった樹脂は80℃の熱で融解後燃焼いたしますので、比較的に燃えにくい構造に変化します。
- ウッドチップ舗装は人体への影響はありませんか?
- 固化後は、植物動物に無害です。透明なウレタンとお考え下さい。
当然ながら、飲食には適しません。
- 廃棄時の産廃の扱いはどうなりますか?
- 個人の場合は燃えるゴミとして処理してください。
燃焼の際に有毒ガスが発生しますので高温炉にての燃焼が必要です。自治体の炉は高温炉ですので問題はございません。
工事業者様の場合は、産業廃棄物処理場へ”木屑”としてマニュフェスト提示にての処分になります。
- ウッドチップ舗装の防虫性は?
- コーティングされる事により、虫は食用として好みません。
- 施工後の道具の洗浄方法を教えてください。
- ガソリンやベンジン等の揮発性の強いもので洗い、布でふき取って下さい。
- ミキサー等での練り混ぜが必要ですか?
- ミキサーの方が練混ぜが確実で施工が簡単ですが、市販されているポリ容器の平たい容器の中で造園用のシャベル等を用いて練混ぜても効果は変わりません。
個々のウッドチップの表面が光って見えるまでよく練り混ぜて下さい。
- 部分施工はできますか?打ち継は目立ちますか?
- 問題ありません。可能です。ウッドチップの種類を変えない限り、継ぎ目は目立ちません。
但し一端硬化している場所への打ち継目には、新しいチップを敷き均す直前に刷毛等で樹脂を塗りつけてください。
- 施工歩掛りはありますか?
- チップ厚3cm/100m²当たりの標準的歩掛はこちらのページをご覧ください。
- 施工手順を教えて下さい。
- こちらのページを参考にしてください。
- 人体に影響や臭いはありませんか?
- 液体合成樹脂を繊維化した新しいタイプの合成樹脂(接着剤)ですので、硬化前の液体の状態では通常の接着剤の臭いはいたしますが、硬化後は無臭無毒で人体は勿論のこと植物にも無害です。
- 使用する量はどれぐらいですか?
- 先ずはこちらのページをご覧になってください。
樹脂量を減らすと初期段階ではそう変わりませんが、耐久性は著しく低下しますのでご注意ください。
*バケツにウッドチップを軽く満たしただけでは、比重が軽く実際の厚みが得られない事となりますので、2〜3回トントンとバケツを揺すり、沈下した分を必ず補充してください。
- どのくらいの時間で固まりますか?
- 気温10℃以上の場合、約6時間程度で固まりますが、夏場の30度以上の気温では、30分〜1時間程度で固化してしまいますので、5月以降の25℃以上に気温上昇が見込まれる場合は、遅延効果の高いハイアドバインダー4245(夏用)をご使用ください。
本製品は、紫外線により若干黄変いたしますので施工当初はピンク系に見えますが3〜4日でにオレンジ系にと変化します。
固化後のご使用には殆ど問題はございませんが、黄色っぽく見えたら一人前と考えて下さい。
尚、気温5℃以下でのご使用は極力避け、止むを得ない場合は、シート若しくは加温養生を施してください。
- 雨などで、舗装が浮き上がることはありませんか?
- 排水の悪い窪地などに施工した場合には、層のまま浮き上がることがあります。
施工前の段階で、水の逃道を作っておくか、砕石下地を施して水捌けを良くしておくと良いでしょう。
竹串を予め地面に打ち込んでおき、そこにチップ舗装を施すとチップと串が接着され浮き上がりを防止する方法もあります。
また、浮き上がりに関わらず、砂を混入することにより、混入された砂が、チップ間の繋ぎの役割をはたしますので、耐久性が増し、剥がれ難くなります。
ただし、砂の分だけ樹脂量を追加する必要がありますので、ウッドチップと樹脂を拡販した後最後に砂を混入して再度練り混ぜて下さい。