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登山に関連する商品
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こんにちは! 商標専門弁理士の長坂です。
まずは各地のスポット紹介から。
今月は「八坂神社」(京都府京都市)です。
読み方は「やさかじんじゃ」で、もともとは「祇園神社」(ぎおんじんじゃ)と呼ばれていたようです。
もうお気づきだと思いますが、「八坂神社」で行われる祭礼が、有名な「祇園祭」なのです。
写真は、そのときを撮影したもので、さすが日本三大祭の一つ(ほかは、大阪天満宮の「天神祭」、神田明神の「神田祭」といわれています)といった賑わいです。
「八坂神社」は創建から1300年以上が経過していますが、この「祇園祭」も1000年以上の歴史があるそうです。
ちなみに、写真の「楼門」も建造されてから500年以上の重要文化財です。
「祇園祭」が行われるのは毎年7月ですが、それ以外の時期でもゆっくり参拝したいと思わせる神社ですね。
ここからは商標のお話です。
「祇園祭」は商標登録されているでしょうか?
答えはYES。
ビールや織物の分野で商標登録されています(第2646198号、第4088868号)。
続いて、商標登録の際に指定することが必要な商品やサービスを紹介したいと思います。
今回は、2016年から8月11日が「山の日」として祝日になることから、「登山に関連する商品」を取り上げます。
「登山」といえば、「リュックサック」、「登山靴」、「カラビナ」、「ピッケル」、「スリーピングバッグ」、「コッフェル」、「テント」、「ハーネス」等、いろいろな「登山用具」が思い浮かびますね。
ところが、商標の世界では、「登山用具」なる分類はありません。
先ほど挙げた、「リュックサック」、「登山靴」、「カラビナ」、「ピッケル」、「スリーピングバッグ」、「コッフェル」、「テント」、「ハーネス」は、それぞれ性質等に応じて8つの分類別々にわかれます。
このように、「登山に関連する商品」は多くの分類が考えられますので、商標登録の際は正確な分類を探すことが不可欠といえます。
商品やサービスは、その性質等を踏まえて慎重に選びましょう!
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講師:長坂 剛人 商標専門弁理士
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目黒駅前にある事務所「特許業務法人むつきパートナーズ」を本拠地に、お客様との面談と調査に全身全霊をささげる商標登録の専門家(商標専門弁理士)です。
地元に密着しているからできる迅速な対応・商標専門弁理士による丁寧な手続き・法人経営で安心のサポート体制。
ふらっと立ち寄れる身近な弁理士事務所としてご利用いただいています。
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