■匠シリーズの特徴
①: 材質
天然木無垢及び突上げ仕上げで、6材種(栓・樺桜・胡桃・ホワイトオーク・チェリー・メープル)に限定し、塗装色は、6材種のナチュラル近似色になります。

②: 使用箇所
リビング・居室・トイレ・洗面・物入れなど使用可能な納まりと、トータルデザインとしての標準化を目指しました。

③: 新しい機能
今回より引戸関係は全て吊り仕様にし、戸閉まり時の跳ね返しを防止する為に、ソフトクローズを採用しました。

④: 価格
枠・建具セットにて伝承シリーズの建具単体の価格より安価にて、使い易くなるように設定をさせて頂きました。

⑤: サイズ
使用箇所同様 H方向は20と24、W方向は06・07バリアフリー・12(親子)・15・16(片引き・引違い)など標準サイズを揃えました。

⑥: その他
金具関係は、伝承グレードを維持すると共に、 造作材関係(巾木・廻り縁・膳板・サッシ窓枠・笠木・カウンター・無目枠など)、 無垢集成同系種及び、建具同色にて準備させて頂きました。


■お手入れについて
エコウレタン系塗料を使用した本製品は、ご購入された方自身でお手入れができます。
・建具のご購入の際に付属している補修用塗料をご使用ください。
・説明書をご確認の上、ご使用ください。

【お手入れ手順】
①建具表面の汚れ等のお手入れ
 表面の埃を払い、濡れ雑巾をかたく絞って拭いてください。汚れがひどい場合は中性洗剤で
 拭いてください、その後、必ず濡れ雑巾で追い拭きし、乾いた雑巾で空拭きします。

【注1】建具表面が濡れたままの状態で放置すると、割れ・しみ・変形の原因になるおそれがあります。
【注2】ガラス入り建具は、ガラスの表面に塗料及びワックス等が付かないように紙などで覆ってから
    作業をしてください。

②経年による擦り傷のお手入れ
 ①の処理後、付属の補修塗料を小筆・刷毛または布などで色着けしてください。

【注3】色着けの塗料は付きかたを見ながら少しづつ使用してください。
    その後手順③の仕上げをします。詳しくは製造元までお問合せ下さい。
    また、使用した小筆・刷毛及び布は所定の保管をお願いします。

③表面が乾いたこ事を確認し、家具用ワックスを軽くかけ、建具全体をムラのないよう乾いた布等で
 拭き上げて下さい。重ね塗りをすると、擦り傷も付きにくく、深みがより増し味わいも出てきます。

 ※家具用ワックス(市販品)はなるべく艶の出ないものをおすすめします。


【用具の保管】
刷毛(傷の補修に使用後)/市販のベンジンなどで洗浄して保管。
布(傷の補修に使用後)/水に浸して焼却処分してください。


■飛騨の匠の技を受け継ぐ



奈良時代に都の造営のために飛騨の国から送られた大工の人々は「飛騨の匠」と呼ばれていました。
彼等は薬師寺・法隆寺夢殿・東大寺など多くの神社仏閣の建立に関わり平城京、平安京の造営に貢献しました。
その技術は現代の「飛騨の匠」に受け継がれ飛騨高山の木工産業に活かされています。
弊社は建具専業メーカーとして創業し、多様化するお客さまのニーズに対応するオーダーメイドシステムを確立し、品質とデザイン・こだわり等ご要望にお応えしております。


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