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風呂敷で楽しむ和のくらし 第104話
源氏物語の頃の衣食住―5

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源氏物語の頃の衣食住―4

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風呂敷で楽しむ和のくらし 第99話
日本の衣食住 師走

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日本の衣食住 霜月

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風呂敷で楽しむ和のくらし 第96話
日本の衣食住 長月

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文月の和の住まい
日本のすまいの日除け

(のき)・庇(ひさし)・簾(すだれ)と葦簀(よしず)

すまいにとって、太陽の光は明り取りとして大切なものです。
日本のすまいは、光と影を実にうまく取り入れ、窓の位置や大きさ、障子などで、光の量を調節してきました。
しかし、真夏や春夏の暑い日には、その熱は防ぎたいので、様々な日除けの工夫が凝らされて来ました。
すまいの工夫としては、古くから「深い軒」や「窓庇」、などがもうけられてきました。
又、簾や葭簀など、取り外しが出来る日除けもありました。

深い軒(のき)

軒は外壁を雨や雪から守ってくれます。
そして、真夏の直射日光が、部屋の中に注ぐのを遮ってくれます。
軒を深くすると、部屋の外側に軒下が生まれます。
縁側やバルコニーといった外部と内部の中間空間を作ることも出来ます。
深い軒が生み出す空間には、、小さくても陰影の醸し出すゆとりと、涼やかさがあります。

窓庇(ひさし)

従来の日本の住まいには、窓の上に庇がありました。
窓庇も深い軒と同様、雨が窓から振り込まないようにする役目と、直射日光を遮る役目を果たしてくれました。
しかし、最近は窓庇を付ける住宅は少なくなりました。
費用が余分にかかるとか、すまいの外観がやぼったくなるから、というのが理由のようです。
屋根の形状にもよりますが、突然のどしゃぶりや台風などが多くなっている昨今、窓庇も付けた方がよい気候になっているように思います。

簾(すだれ)と葦簀(よしず)

簾や葦簀は、葦(よし)や細い竹を細縄や糸で編み連ねたもので、窓の外で使います。
直射日光を遮ってくれ、日除けの役目を担ってくれます。
簾は軒下に吊るし垂らして使い、葦簀は壁などに立て掛けて使います。
まぶしさや熱を遮りながらも、風は通してくれ、簡単に付けたり外したり出来ます。
窓の内側のカーテンやブラインドと共に、外側に簾や葦簀を使うことで、直射日光を効果的に調節することが出来ます。
早くから強く暑い陽射しが差す気候となった昨今、簾や葦簀は見直されている道具です。

文月のふろしき

「朝顔&金魚柄」小風呂敷
小学生の頃、朝顔は学校で種を播いてから育て、夏休みには家にプランターごと持ち帰り、育てて観察日記を書いたものです。
金魚すくいは夏の縁日の定番でした。
共に夏休みの思い出、暑い日が懐かしい風呂敷です。

文月のまちかどふろしき 「エコバッグの代わりに風呂敷を♪」

2020年7月1日からプラスチック製レジ袋が全国で有料化となりました。
スーパーもコンビニもほぼレジ袋を買うか、買い物袋を持参しなくてはいけなくなりました。
その買い物袋、貴方はエコバッグになさいますか?
エコバッグもいいけれど、大きさや形がある程度決まっています。
風呂敷ならば、どんな形のものでも包め、エコバッグだけでなく、着たり背負ったり三角巾になったり、色々な用途に使えます。
レジ前で時短で包みたいなら、あらかじめバッグの形に結んでおいてもよいですよ。
是非、「エコバッグの代わりに風呂敷を♪」
エコバッグは基本の真結びが出来れば大丈夫。どうぞご参考になさってくださいね。

つつみ純子さんの新作発表!風呂敷バッグ 1. 真結びの結び方・ほどき方 Pikkari 暮らしのマエストロ


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つつみ純子
お茶の水女子大学卒/風呂敷文化研究家/和文化コンシェルジュ/エコ・クッキング・ナビゲーター/福祉住環境コーディネーター2級/NPO法人徳育と人間力育成研究所アドバイザー
「日本の伝統文化を身近に再発見する」をキーワードに、風呂敷を通して、日本人の知恵や文化をお伝えしています。
又、日本古来の「年中行事」や「四季のしつらい」、「伝統食育」など、日本の生活文化を伝える講演やワークショップも展開しております。
2011年には国際交流基金からポーランド・グルジア等に派遣され、文化交流事業の風呂敷講師として、大学・政府関係機関などで風呂敷講座を行いました。
国内のみならず海外の方々へも、風呂敷を通して日本文化と日本の心をお伝えして参りたいと思い、 オリジナル風呂敷「ふろしきぶる風呂敷」と「つつみフロシキブック」を製作しました。
2020年東京オリンピックでは「大江戸オリンピックは風呂敷でおもてなし」を提唱しています。
また研究し纏めてきた「ふろしき学」が、2015年より都立で単位認定のある授業に採用され、実施しております。
学校教育の中でも、ふろしき文化をこどもたちに伝えていきたいと思っています。
「ふろしきぶる風呂敷」を活用した風呂敷文化の普及及び販売が、東京都中小企業振興公社の支援を受けることになりました。


□URL http://www.furoshikible.com/
□blog http://ameblo.jp/11264ki/
□Facebook https://www.facebook.com/junko.tsutsumi.332


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